ああ懐かしやResEditでのメニュー書き換えの記憶を掘り起こし,インターフェイスビルダーでココアアプリをもてあそぶ。他のココアアプリにも応用可ですよ!
オムニグループ社は,マックOS Xに対応してウェブブラウザ「オムニウェブ 4.0.1」をリリースした。グローバル化を進め,ドイツ語,フランス語に対応。日本語などは開発進行中とのこと。
つことでよくよく考えたら記事にもあるようにココアアプリなので,自分で日本語化できるのではないかと考えた(まぁメニュー部分だけだけど)。さっそく実行。まずファインダーのOmniWebアプリアイコン上で[オプション]+クリックして,[パッケージの内容を表示]を選択(pic)。で,[Contents]→[Resources]とフォルダを進んで,そこにある[English.lproj]フォルダ内が英語で使われているソースとなる(pic)。ちなみに[French.lproj][German.lproj]というのもあって,両言語のメニュー・ヘルプなどが収められている。そう,たとえばQuickTime Playerはシステム標準として,7カ国語分が入っている。でも,イタリア語やスペイン語のメニューやヘルプなんて間違ってもみることないよねと思ったら,捨てちゃってもいい。普通の人は日本語と英語のだけ残しておけば問題なし。1カ国語分で256KBなので,5カ国語分捨てると1280KBの節約になる。(←大丈夫とは云っているけど自己責任でね:D)
で,[English.lproj]フォルダ内のインターフェイスビルダー(市販のOS X付属のDeveloper Toolsでインストール可能)書類をいぢくる。メニューにあたる部分は[OmniWeb.nib]というやつ。それを開くと,英語のメニューが現れるので,日本語に全部置き換え〜(pic)。でセーブして,どうかなとオムニウェブを立ち上げてみると…。きちんと日本語に置き換えられているのだが(pic),英語のまま残っているところも多い(pic)。どうも,他のプログラム部分とリンクしているところは変更できないのかな…。万策尽きました,お手上げです(T_T)。惜しいですね。もうちょっとなのに。まぁどっちにしても,オムニウェブ4.0.1は日本語の文字コード自動判別がない(手作業でコード切り替えが必要,またフォーム入力の文字コードも固定となってしまう)ので一般的に使うにはちょっと厳しい。あとそれだけなのですよ,なんと云っても表示画面の美しさは格段に違いますから(pic←IEと比較)。日本語に対応したら乗り換えも検討。
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